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豊島昭和病院
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医療とケア読了 6分

自分らしい暮らしをあきらめないための在宅ケアと医療の役割

病気や年齢を理由に、好きな場所や大切な習慣を手放さないために。在宅ケアでできることを紹介します。

在宅医療部 医師・佐藤

「暮らし」から医療を考える

在宅ケアの主役は、病気ではなく、そこで暮らす人です。何を食べたいか、誰と過ごしたいか、朝は何時に起きたいか。医療者がまず耳を傾けるのは、検査値だけではなく、その人が大切にしてきた日々のリズムです。

治療の選択には、正解が一つとは限りません。安全性を丁寧に確かめながら、ご本人とご家族が納得できる方法を一緒に探します。

在宅ケアで受けられる支援

訪問診療では、定期的な診察、薬の調整、痛みや息苦しさへの対応、療養上の相談を行います。訪問看護師、薬剤師、リハビリ職、ケアマネジャーとも情報を共有し、生活全体をチームで支えます。

小さな変化を、みんなで見守る

食欲や睡眠、表情の変化は大切なサインです。ご家族だけで抱え込まず、気づいたことをチームに伝えてください。緊急時の連絡方法もあらかじめ確認し、不安を減らしていきます。

その人らしさを言葉にする

「できるだけ自宅にいたい」「孫の結婚式に出たい」など、希望を言葉にすることからケアは始まります。今は決められない、という気持ちも尊重されるべき大切な意思です。

当院は、できない理由を探すのではなく、どうすれば望む暮らしに近づけるかを一緒に考えます。地域の相談窓口として、いつでもお声がけください。

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